ISSEY MIYAKEの代表にして最も有名なライン
生地を様々な形に変容させ(プリーツ、ドレープ、折りなど)、「身体にまとう」という事で完成するような独特の世界観を表現し続けているラインです。
ISSEY MIYAKEは、1971年にニューヨークで初めてコレクションを発表。
その後の1973年秋冬シーズンからは、パリでコレクションを発表します。
このISSEY MIYAKEは、一貫して「一枚の布」という考えをコンセプトにしている。
そこから生まれた服は、世界に大きな驚きを、そして共感をも得られました。
このISSEY MIYAKEは、三宅一生の服作りの原点とも言えるラインなのです。
原点とも言えるISSEY MIYAKEが長年にわたって着目してきたのが、身体と衣服の関係性。
その関係性から、研究・実験・開発を繰り返し、現在の姿になっています。
設立後から数年後にメンズラインが独立したため、このラインは基本的に主力レディースラインという立ち位置になってるそう。
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ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ) 各ラインの魅力
ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)
ISSEY MIYAKE MEN(イッセイミヤケメン)
ISSEY MIYAKE MENは1978年にISSEY MIYAKEから独立し、スタート
パリメンズコレクションデビューは1985年のことになります。
原点であり、根幹でもあるISSEY MIYAKEから派生したメンズラインであり、機能性と着やすさを基本とし、常に新たなメッセージをグローバルに発信しているメンズラインです。
ですが、残念なことに2020-21年秋冬シーズンをもって休止しています。
PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE(プリーツプリーズイッセイミヤケ)
1993年にスタートした、プリーツに特化したライン
プリーツ系のラインとして、主にレディース専門のラインとなっています。
「暮らしの中で生きてこそ、デザインの存在価値がある」、という三宅一生の思想を表現したラインが、このPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEです。
プリーツという伝統的加工素材を、テクノロジーによって、着やすく軽く扱いやすい機能性に富んだ製品に進化させ、反映させた服がこのラインです。
細かいプリーツが施されているのでシワにならず、旅行などにも携帯しやすい便利さは、まさに「暮らし」の中で存在する事を想定したものづくりをしていると言えます。
クリエーション・ビジネス・テクノロジーの3要素を上手く融合させたイノベーティブなラインと言えます。
HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE(オムプリッセイッセイミヤケ)
上記ラインのPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEの男性版のライン
特徴として男性が着用することを見込んで、男性の実生活や特性を意識した服作りや生地選びをしていることが挙げられます。
シワにならないような乾燥性に富んだテキスタイルを採用したり、プリーツ自体、規則性のある一定幅で、肌に密着しないような仕様にしています。
「軽くて動きやすく」というように、着やすさを重視し、かつメンテナンスが容易であるというのがこのラインの魅力と言えます。
me ISSEY MIYAKE(ミーイッセイミヤケ)
2001年春夏からスタートしたライン
特徴として軽量でコンパクト、着こなしやすくイージーケア、生活を快適に楽しむための服をコンセプトに掲げています。
「暮らし」とクリエイティブの共存を尊重してきたイッセイミヤケだからこそ出来る、扱いやすくも魅力的なラインです。
HaaT(ハート)
2000年秋冬シーズンにスタートしたライン
手の温もりが感じられ、長く使用できる衣料とアクセサリーを扱うラインです。
HaaTのコンセプトは3つのハート。
1つめハートはHaaT
ビレッジマーケットを意味しており、国境を越えて様々な技術や素材、美意識が集まりルことを意味しています。
2つめのハートはHEART(心)
日本で開発する上質なテキスタイルや長年培われた技法を今の服に反映させる精神です。
3つめのハートはHAATH(手の意味)
日本のデザインとインドの最高水準のクラフツマンシップを融合させた手を表します。
3つのハートを根幹に、ISSEY MIYAKEのテキスタイルディレクターとして活躍してきた皆川魔鬼子が、トータルディレクターとしてHaaTをディレクションしている。
BAO BAO ISSEY MIYAKE(バオバオイッセイミヤケ)
バッグやポーチを専門とするライン
2000年にPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEで発表され、2010年秋冬からバッグブランドのラインとしてスタート。
ピースを組み合わせて構成することによって自由自在な形を無限に作り出す、革新的なコンセプトと製法によるバックブランドと言えます。
三角形を構造体として、使用すると平面が立体に変化しフォルムが変わります。
偶然によって生まれる美しさ、楽しさ、驚き、を使い手にもたらすと同時に生活のあらゆる場面に機能する実用性をも兼ね備えています。
研究を重ねながら独自の工学的アプローチによって新たな可能性を探求しています。
132.5 ISSEY MIYAKE(132.5イッセイミヤケ)
三宅一生氏がReality Lab. (リアリティラボ)チームと共に、2007年から開始した新しいものづくりの成果を2010年よりブランドとして反映させスタートしたライン
ブランド名には、「1枚の布(1次元)から立体造形(3次元)が生まれ、折りたたむと平面(2次元)になり、身にまとうことで時間や次元を超えた存在(5次元)になるように」という思いが込めれているため数字の132.5が使われている。
コンピュータサイエンスと協働し、様々な3次元造形を折りたたみ、プレスし切リ込み線の位置を変えることでシャツ、スカート、ワンピース、パンツ等を生み出すという新たな製法による衣服を打ち出しているのがこのラインの特徴でもあります。
基本素材に改良を重ねて開発した再生ポリエステル生地を用いていることから現代のものづくりに対してもメッセージが込められる。
132.5 ISSEY MIYAKEは三宅一生における「再生・再創造」というものづくりの考え方を集約し、挑戦し続けているラインと言えます。
ISSEY MIYAKE A.POC(イッセイミヤケエイポック)
1998年、三宅一生が藤原大とともにデジタル・テクノロジーを用いて「A-POC」の開発がスタートしたライン
A-POCは、A Piece Of Cloth(1枚の布)とEpoch(時代)を合わせた造語です。
A-POCによって一本の糸、一枚の布が服になるまでの革新的なプロセスが確立されたことは、衣料の歴史においても重要な事柄であると言えます。
2006年に「A-POC」がニューヨーク近代美術館(MoMA)に永久コレクションとして所蔵されました。
A-POCはデザインエンジニアリングという考え方と共に、21世紀の衣服の新しいあり方を示すものとして世界的に評価されています。
このA-POCによって作られたアイテムは他のラインでも販売されています。
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